一戸建てに虫が多い理由は?虫が出やすい家の特徴と害虫対策も解説

一戸建てに虫が多い理由は?虫が出やすい家の特徴と害虫対策も解説

マイホームとして一戸建てを購入するなら、害虫対策に注意が必要です。
引っ越してから後悔しないためには、対策だけでなく虫が出る原因から考えることが大切です。
そこで今回は、一戸建てに虫が多い理由のほか、虫が出やすい家の特徴、一戸建てでできる具体的な害虫対策を解説します。

一戸建てに虫が多い理由

一戸建てに虫が多い理由

一戸建ては、マンションと比較して虫が出やすい傾向があります。
一戸建てを購入する前に、なぜ虫が多いかについてチェックしましょう。

理由①地面に近い

高層階のマンションと比べ、一戸建てに虫が多い理由のひとつに「地面に近いため」が挙げられます。
普段は地表に生息している虫のなかには、そのまま地面を這って室内に侵入してくる虫がいます。
そうした虫にとって地面とほぼ同じ高さに開かれたドア・窓は、格好の侵入経路です。
このように、一戸建ては高層階のマンションとは違い地面近くに侵入しやすい場所があるため、虫が多いと考えられます。

理由②庭がある

マイホームとして一戸建てを購入する方のなかには、広い庭でのガーデニングなどを楽しみにしている方もいらっしゃるでしょう。
実は、こうした庭の存在が、虫を多く発生させてしまう理由のひとつと考えられています。
室内に入り込む虫が普段暮らしているのは、庭の雑草・枯れ葉・水たまりなどです。
マンションであれば虫が好む環境が生まれにくいですが、一戸建ての場合には庭の手入れを怠ると虫が好む環境が生まれやすくなります。

理由③郊外にある

マンションの多くは都心の駅近くなど利便性の良い場所にある一方で、一戸建ては駅から少し離れた郊外に建てられることが多くなります。
駅近くは草木が少なく虫が発生しにくい環境となりますが、郊外では自然豊かな環境であるがゆえに虫が多いことが特徴です。
とくに、公園の近くや雑木林の近くにある一戸建てでは、都市部の一戸建てと比較して虫が多い傾向があります。

理由④ゴミを室内に置いている

一戸建てでは、ゴミを捨てにくくゴミがたまる環境が生まれやすいと考えられます。
マンションであれば敷地内にゴミ捨て場がありますが、一戸建ては立地によってゴミ捨て場から離れていることがあります。
そのため、忙しくてゴミ捨て場まで足を運べず、ゴミがたまることは珍しくありません。
また、一戸建てではマンションよりも広いスペースがあることから、段ボールなどの資源ゴミがたまりやすくなります。

虫が多い一戸建ての特徴

虫が多い一戸建ての特徴

一戸建ては、マンションと比較して虫が出やすいとされています。
とくに虫が多い一戸建てには特徴がありますので、どのような一戸建てが危険か見てみましょう。

特徴①すきまが多い

虫が多い一戸建ての特徴として挙げられるのが、すきまが多いことです。
すきまが生まれやすい場所は窓や換気口で、こうした場所から虫が入りやすくなります。
とくに、築年数の古い一戸建てでは、サッシや換気口のすきまが大きくなっていることがあり、気がつかないうちに虫の侵入を許してしまいます。
さらに、網戸がわずかでも破れていたり、エアコンの排水ホースをそのままの状態にしていたりすると、そのすきまから虫が入ることは珍しくありません。
一戸建てで虫対策を考えるならば、虫がとおれるだけの大きさのすきまがないか、今一度チェックしてみましょう。

特徴②周囲の環境が悪い

自宅にすきまがなくても、周囲の環境が悪いとドアや窓を開けたタイミングで虫が室内に入り込みやすくなります。
虫が多い周辺の環境としては、田畑・公園の近くなど雑草や枯れ葉が多い場所が挙げられます。
また、河川・用水路・ため池の近くの一戸建ても、虫が多い環境です。
さらに、自然が豊かな場所ではなく、繁華街などゴミが多い場所で虫が多く発生することがあります。
とくに、飲食店が近くにある場合には、住宅に虫が多く出やすくなります。

特徴③常に湿気が多い

害虫のなかには、水辺で産卵する虫も存在しています。
通常は川辺や水たまりなどで産卵しますが、室内に水がたまっている場所があると虫が大量発生する場合があります。
室内で水がたまりやすいのは、観葉植物の受け皿です。
常に受け皿に水がたまっている状態だと、知らないあいだに虫が産卵してしまうリスクがあります。
また、洗濯機の下や浴室に水がたまっている場合、こうした場所から虫が発生するかもしれません。
室内が常にジメジメしていると感じたら、虫が発生しやすいサインと考えましょう。

特徴④掃除が不十分

室内に出る虫のなかには、食べ残し・髪の毛・虫の死骸などをエサにする虫がいます。
こまめに室内を掃除していれば虫の発生を防げますが、掃除の頻度が少なく食べ残しなどが床に落ちた状態だと、虫をおびき寄せることになります。
また、生ゴミはこまめに捨てていても、空き缶・段ボールといった資源ゴミをためる習慣がある一戸建ては虫が湧きがちです。

一戸建てでできる害虫対策

一戸建てでできる害虫対策

一戸建てで虫が多い理由と虫が出やすい一戸建ての特徴をチェックしたら、具体的な害虫対策を考えましょう。

害虫対策①侵入経路をふさぐ

害虫対策の第一歩は、虫の侵入経路を防ぐことにあります。
虫の侵入経路となりやすい窓について、すきまや穴などがないか確認してみましょう。
また、窓を開けて網戸を使用する場合、網戸と窓のあいだにすきまが生まれないよう、サッシ部分が重なる形で開けることを心がけるのがおすすめです。
さらに、深刻な害虫被害にお悩みの場合には、虫が入り込みやすい引き違い窓・掃き出し窓をなくすことを考えてみましょう。
一方で、窓以外の害虫侵入経路として、換気扇・エアコンの排水ホースがあります。
換気扇には市販のフィルターを取り付け、エアコンの排水ホースには虫の侵入を防ぐキャップを取り付けるのがおすすめです。

害虫対策②LED照明に交換する

虫を寄せ付けない家にするには、照明にこだわると良いでしょう。
光に集まる習性がある虫は、LED照明にはほとんど寄り付きません。
これは、LED照明は蛍光灯と比較して、紫外線の量が少ないためです。
夜間に網戸を使用して換気をおこなう場合、大量の羽虫が寄ってくることがあります。
こうした虫の対策には、窓を開ける部屋へのLED照明の導入がおすすめです。

害虫対策③洗濯物を干しっぱなしにしない

害虫のなかには、夜間に洗濯物へ産卵する虫がいます。
そのため、産卵場所となる洗濯物を外に出しっぱなしにしないことが、有効な害虫対策です。
忙しく帰りが遅くなると洗濯物が干しっぱなしになってしまいますが、卵が付いた状態で洗濯物を取り込むことになりかねません。
洗濯物を経由して室内に害虫の侵入を許してしまうと、意図せず虫が大量発生することがあります。
とくに、白い生地は虫が好むため、夜間の外干しには注意が必要です。

害虫対策④こまめなゴミ捨て

ゴミをためる習慣があるならば、こまめなゴミ捨てで害虫被害を抑えられます。
とくに、段ボールなどの資源ゴミに害虫が潜んでいることがありますので、生ゴミ以外でもこまめにゴミを捨てることがポイントです。
ゴミはベランダに置いているから問題ないと思われるかもしれませんが、風雨にさらされて水がたまったゴミには虫が発生しやすくなります。
室内・室外どちらであっても、ゴミはためずにこまめに捨てることが大切です。

まとめ

一戸建てに虫が多いのは、地面に近く侵入しやすいことや庭に雑草や水たまりがあることが理由とされています。
とくに、すきまが多い一戸建てやジメジメした一戸建ては、虫が多い特徴があるといえます。
侵入経路をふさぐことやLED照明への交換など、一戸建てでできる害虫対策もチェックしてみてください。